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『愛と精霊の家』Noism0 2016/8/21 ダンス感想

Noism0のコンテンポラリーダンス公演『愛と精霊の家』を観てきました。
Noism0『愛と精霊の家』

演出振付:金森穣(Noism芸術監督)

美術:須長檀

衣裳:中嶋佑一

映像:遠藤龍

照明:伊藤雅一(RYU)、金森穣

舞台監督:尾﨑聡

出演:井関佐和子、山田勇気、小㞍健太、奥野晃士、金森穣

会場:彩の国さいたま芸術劇場〈大ホール〉

原案:シアンの家(初演:2012年9月1日 高知県立美術館)

Noism公式サイト:http://www.noism.jp

Noismは日本初の劇場専属のダンスカンパニー。(劇場はりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
Noism0は、Noism芸術監督・金森穣が立ち上げたプロジェクトカンパニーで、メンバーには金森穣を筆頭に熟練の芸術家が揃っています。
2012年にNoismの芸術監督 金森穣さんと筆頭舞踊家 井関佐和子さんが、
「公私混同」をテーマにご夫婦ユニットの「ユニットシアン」を組み『シアンの家』という作品を上演されました。
私はその時猛烈に観に行きたかったのですが、、お金がなくて観に行けなかったんです。高知だったから。
その頃、名古屋のジュエリーショップでアート個展をさせてもらうことになり、都内→名古屋へちょくちょく行っていた頃だったと思います。
でも、やはりというか、、無理してでも行けば良かった!とずっと後悔していました。
もっと行きやすい場所でユニットシアンの公演がその後にあれば、当然行ったと思うのですが、結局高知のみだったようです。
(因みに、井関さんのご出身が高知で、それゆえの高知セレクトだったのでしょうか)
その作品の進化版が本公演なので、はりきってチケット取ってしまいました。
芸術監督だから滅多に舞台で踊られないけど、金森さんも踊るわけです。
(テレビで金森さんのダンスをほんの数秒流れているのを観て、その一瞬でファンになり、Noismも観るようになったのです)
◆Noism0『愛と精霊の家』撮影:篠山紀信
この影はご夫婦本人かな?と思いました。実際はわかりませんが。
食卓でのシーンですが、舞台の物語上と金森さんご夫妻の日常が重なって見えて、微笑ましい大好きな場面です。
因みに井関さんがツイッターで、「金森さんがキャラメルコーンを食べる時は、それに入っているナッツを楽しみにしている」とつぶやかれていたのが
強く印象に残っています。
本公演は、金森さん&井関さんの他に、ダンサーや俳優の方が出演されましたが、まあ本当に全員が非常に優れた舞台人です。
その方々が全身全霊で魂の奥底に響くような作品を演じるのですから、半端なかったです。
具体的な感想は言葉にするのがとても難しいですが、魂に響きまくった余韻がゴンゴン響きまくってます。

まあ、Noismの舞台は常に魂にゴンゴンガンガン来るのですけれど。

この作品は『愛と死』(さらには「愛と孤独」「死と精霊」)がテーマで、その不条理さも追加した作品だそうです。
「愛と精霊の家」というのは、映画にもなったイザベル・アジェンデの小説と同じであるものの、物語の展開に具体的なつながりはないそうです。
ですが、金森さんが20歳の頃に、この映画に魅了され、その当時に本作の下敷きとなった『Under the marron tree』という振り付け作品を作られたそうで、
ストーリーに具体的な共通はなくとも、何か響いたものが影響されたのかもしれませんね。
ついでに、映画を調べてみました。
映画「愛と精霊の家」
貧しい金鉱掘りから大農場主となり、上院議員にまで登りつめたエステバンと妻クララ。彼らの愛娘ブランカの愛した男性は、エステバンには許しがたい、身分違いの小作人の息子、ペドロだった。

成功の道を歩みながらも、エステバンはその独断的な性格ゆえに孤独な男性、不思議な超能力をもつ天使のような存在の妻クララ、逆境でも深い愛情を貫き通す娘とその恋人の物語のようです。

<キャスト>エステバン:ジェレミー・アイアンズ、クララ:メリル・ストリープ、ブランカ:ウィノナ・ライダー、ペドロ:アントニオ・バンデラス。
イザベル・アジェンデ著
本を検索したら、表紙絵は大好きな画家のレメディオス・バロでした!
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◆Noism0『愛と精霊の家』撮影:篠山紀信
井関佐和子さんのTwitterより
話を戻します。
井関さん演じる「女」様々な女性を象徴的に踊られています。
物語の当初はとても無垢なお人形のような感じも。「男」たちが「女」を様々な女性に表している感じもしました。
そして、ここで金森さんが踊られています。金森さんが踊るのを見られるだけで感動する。
そのうち、「女」が「男」と対になって家庭の日常を過ごす場面になります。
最初は非常に爽やか。ここは小㞍健太さんが踊られていて(小㞍健太さんも世界中で活躍される優れたダンサーです)、
ちょっぴり、この場面こそ金森さんに踊って欲しかった気持ちに嘘はつけませんが、キラキラした緑と川が見えるような幸せな場面。
でも、その後に「女」が子供を授かり、喜びから突き落とされるように生まれる前に失う場面が表れます。
そこから、様々な内面の冒険が舞台上で見られ、そして深い愛も悲しさも全て昇華して終わる、というエンドに思えました。
観終わると、「愛と死」の他に、私には「魂の再生」「魂の成長」という感じを受け、不条理さは感じませんでした。
ラストで、井関さんが金色のテーブルの裏をひっくり返し、キラキラが飛び散ったシーンがあるのですが、そのせいかもしれません。
様々な出来事と感情を乗り越え、昇華させたものをそのシーンに感じたのです。
◆Noism0『愛と精霊の家』撮影:篠山紀信
因みに、金森さんの言葉によると、
赤は血であり愛の象徴です。そして金は欲望と永遠を象徴しています。
ここに2012年初演時の演出ノートに書かれた一文を明記します。
「赤い大地に降る雨は、有限の時を刻む栄光。黄金の光に照らされて、幽玄の時を求む生贄」』
これがイメージされた世界観だそうです。
もう一度見たら、もっと違うものを感じたと思いますが、残念ながら1公演だけ。
また見たいです。
この作品についての金森さんのインタビュー記事がありますので、興味のある方はぜひご覧になって下さい。

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